2013年7月10日水曜日

災害ボランティアセンター設置・運営マニュアルづくりをとおして

7/9 うきは市社会福祉協議会にて
九州北部豪雨災害からもうすぐ一年を迎えます。
 昨年の災害発生時には、本会からも「うきは市」「八女市」などの災害ボランティアセンターへ職員を送りました。
 大規模災害が発生した場合、社会福祉協議会は災害ボランティアセンターを設置するという重要な役割を担います。
 本会でも設置シュミレーションなどをとおしてスペースの確保などその難しさを実感しているところですが、今回、いち早く災害ボランティアセンター設置・運営マニュアルを策定し昨年の災害をとおしてマニュアルの充実を図られている、うきは市社会福祉協議会にお邪魔して災害ボランティアセンター設置・運営などについて勉強をさせていただきました。

 現場は決してマニュアルどおりにはいかないものですが、それをもとに訓練を繰り返すことは社会福祉協議会にとって不可欠なことであることは言うまでもありません。
 うきは市社会福祉協議会で話を伺うなかで早急に検討しておかなければならない課題もみえてきました。特に必要とする資材の調達にあたっては被災した市町村社会福祉協議会では限界があり、福岡県社会福祉協議会等との連携も欠かせません。福岡県社会福祉協議会には今一度その検証を行ってほしいものです。
 また、災害発生時には総合的なコーディネート力が問われます。日頃からその力を培っておくこと、常に備えておくこと、これは私たちの努めであると思います。