2011年6月27日月曜日

 あと一ヶ月で夏休みですね。6月26日(日)は、夏っ子クラブスタッフとふれあいの旅のボランティアさんの合同研修を実施しました。
 夏っ子クラブは、夏休み期間中に小学生から高校生までを預かる事業です。開始当初は総合福祉センターの会議室スペースで実施していましたが、行政による子ども療育支援センターの開設により現在では専用スペースで実施しています。日によっては定員30名いっぱいの利用があり、子どもたちも夏っ子、夏っ子と言って楽しみにしてくれています。

 小中ふれあいの旅は、小学生、中学生を対象として、親もとを離れ宿泊生活(今年は8月27日~28日 海の中道海浜公園で実施)をしながらさまざまな体験が出来るよう企画しているところです。
子どもたちは、すでに定員いっぱいの申し込みがあっています。
 
 いずれの事業もハンディのある子どもたちとスタッフやボランティアさんはマンツーマンで向き合っていただくことになり、今年も学生の方々を中心として幅広い層に参加していただいています。
 この日は79名が参加し、夏っ子クラブのスーパーバイザーをお願いしている長瀬慎一さん(NPO法人 さるく代表)による子どもたちとのコミュニケーション(ロールプレイを交えながら)をテーマとして研修を行いました。



6/26  夏っ子クラブスタッフ・ふれあいの旅ボランティア 事前研修


2011年6月25日土曜日

注意…今回のブログは博多弁まじりで綴っています。


 この間、雑餉隈町区の役員及び組長会で「みんなで築こう福祉コミュニティ大野城」というタイトルで研修会が開催されましたので雑餉隈町区の公民館に行ってきました。
 さて、特に県外の方 雑餉隈←これ読めますか?
これがなかなか読めんとです。県外の友人が遊びに来るっていうんで西鉄の雑餉隈駅で降りろと言ったところ、「雑餉隈」これ読めんぞ!と友人が言ってたことを思い出します。
 西鉄雑餉隈駅は大野城市に隣接する福岡市博多区にあり、雑餉隈駅近くにはあの海援隊の武田鉄矢さんの実家である武田たばこ店があるとです。雑餉隈駅界隈は私の生活圏域で何をするにしても雑餉隈でした。高校の通学の時は毎日武田たばこ店の前をとおっとりました。海援隊の母に捧げるバラードがヒットしたときにゃあ、お袋が、この人(武田鉄矢さん)は、ほら麦野(地名・むぎの)のたばこ屋さんの息子さんたい!有名になんしゃったばい-と我がの身内のように喜んどりました。
 また、ソフトバンクの孫正義さんの起業はこの雑餉隈界隈と聞いたことがありますが、直接本人に聞いたわけじゃあないので定かではなかとです。ソフトバンクといやぁ大野城市出身で杉内選手、本多選手がおんしゃあ-とです。今年はソフトバンクホークス日本シリーズ優勝するぞぉ~頑張れ!
 おっと、何が本題かわからんごとなりました。
 雑餉隈という地名は昔から大野城市にあった地名で歴史ある街なのです。(残念ながら今はその面影もありませんが)
 江戸時代は日田街道(博多街道)の宿場として栄え、薩摩藩等の参勤交代時は雑餉隈町は小休する場所であったようです。長崎道中絵図には雑掌隈として描かれており、この界隈が今の大野城市の雑餉隈町区の公民館がある地域だと思われます。
県外の方も、おわかりの方もおられると思いますが、「雑餉隈」→「ざっしょのくま」と呼びます。 
本日はまさしく雑談でした。 

2011年6月23日木曜日

改正NPO法と新寄付税制

 「シーズ・市民活動を支える制度をつくる会」によると昨日、国会で新寄付税制が成立、そして改正NPO法(15日成立)も公布されたそうです。(施行はH24年度から)
 この法案は、NPOの方々にとっては画期的な法案です。この法案は混迷する政局のなか成立が危ぶまれていましたが、超党派の議員の方々やこの法案成立のため、東奔西走されたNPOや関係者の皆さんのご尽力や運動の賜です。 
 とりわけ、先頭に立って国会でロビー活動を展開された「シーズ・市民活動を支える制度をつくる会」の皆さま本当にご苦労さまです。日本でここまでロビー活動を展開されたことに敬服いたします。

 本来、法をつくり活かすのは私たち市民だと思います。とにかく、今はこの制度をNPO/NGOの方々にいかにして知っていただくかです。
 被災地で活動するNPOの方々には、それどころじゃないと言われそうですが、今後の活動を充実したものにしていくためにもこの制度は必要になると思います。
 そして、私たち社協もうかうかしていられないのです。

詳しくは、シーズさんのホームページを是非ご覧ください。
  URL   http://www.npoweb.jp/

2011年6月22日水曜日


「こんにちは、いかがお過ごしですか」
大野城市社協A(赤ちゃん訪問)チームです。
よろしくお願いしま~す 


こんにちは赤ちゃん訪問事業がスタートしました!

母と子のしあわせを願って、
赤ちゃんとお母さんを応援します












                                  


2011年6月15日水曜日

   福島県南相馬市災害ボランティアセンターに運営支援者として5月6日より職員1名が一週間交代で入らせていただき1ヶ月が過ぎた。被災地の社協はこの困難な局面のなか災害ボランティアセンターを立ち上げ運営を行っている。それは社協の使命であるけれど、被災地の社協は、また被災者であり、役職員の方々もこの災害により犠牲となられた方々も多く、全国津々浦々にある社協は結束してこの事態に立ち向かわなければならないと思う。    

 社協が目指す地域福祉活動は、もっとも生き難さを強いられている人々を支える地域づくり、人間の生命と尊厳を大切にする地域づくりのはずである。被災地では、日々このことに直面し、汗と涙を流されていることは想像してやまない。
 
 ボランティアコーディネーターは、人をみて、幅広い視野で物事を考える力を持ちあわせ、「井の中の蛙 大海を知らず」にならないよう心がけなければならない。
 また、私たちのように外部から被災地に入らせていただく場合は、何よりも謙虚な姿勢も必要である。今回、私たちを受け入れていただいた災害ボランティア活動支援プロジェクト会議と被災地に赴くにあたり私たちが特定非営利活動法人日本ボランティアコーディネーター協会(JVCA)会員であるということでご尽力いただいているJVCAにこの未曾有の歴史へ参加させていただいていることに感謝しながら、私たちは何を為すべきか、考え続けていかねばならない。   

 

2011年6月9日木曜日


2011.6.8 福祉委員会

 6月8日(水)第15期の福祉委員さん(任期2年)に委嘱状を交付しました。
大野城市社協独自の取り組みとして各地域に1名の福祉委員さんを配置して28年目になります。
 今回、半数の方々が新任となり、「社協がなぜ地域福祉活動を進めるのか」「福祉委員の役割」などについて話をさせていただきました。各地域には組織として活動をする地域福祉推進委員会(地域ボランティア)があり、社協、行政と地域をつなぐ重要なパイプ役としての役割があります。
 現在、定例会には社協だけではなく市の地域包括支援センターも出席して全市的な福祉課題などの協議や情報交換の場として福祉委員会の定例会を開催しています。
 次回は各地区の在宅介護支援センターに出席していただき各地区(コミュニティ地区)ごとに意見交換などを行う予定です。
 また、市が進める災害時要援護者支援制度についても今後どのように進められていくのかを確認していかなければなりません。

2011年6月1日水曜日

災害ボランティアセンター・職員からの報告1




大野城市社会福祉協議会としても“放っておけない”の思いから、会長、局長の命を受けてゴールデンウィーク後半から職員交代で、福島県南相馬市(原町区)の災害ボランティアセンターに入らせていただいています。
 中心街はとてもきれいな街並みですが、海岸へ2~3㎞程車を走らせると、はっきりと津波の跡が残っていました。

活動内容は日々少しずつ変化しますが、個人宅の瓦礫撤去・泥だし作業、流出物の洗浄・展示、避難所や託児所の運営補助、物資の仕分けなどがあります。
ボランティアさんは県外から来られる方が多く、全体的には平日で約100名、土日は約200名の方に来ていただき、上記活動を行なっています。私たち職員は主に、その活動とボランティアをつなぐマッチング(調整)や送り出しのサポートをしています。

活動を通して多くの方々と出会い、いろいろなお話を聞かせていただきました。地元社協職員の方々も活動しているボランティアさんも本当に優しく、こころ温かい方々ばかりです。みんなで力を合わせて早期に復興支援をしていきたいところですが・・・未だに原発問題が解決しないため、地元に帰ってくることができない方々がたくさんいるのが現状です。

私たち職員が、実際に現地で見たこと、聞いたこと、感じたこと、感謝の気持ちなどをそのまま発信していくことも今できることの一つだと思っています。全国のみなさんからの応援の声は南相馬市にも確実に届いていました。そして、今後も復興に向けてまだまだ多くの力がまだまだ必要です。南相馬市を応援していただける方は、下記ホームページで状況等を確認していただきたいと思います。(A.T)

【公式ホームページ】http://minamisoma.jimdo.com/
【ボランティアセンターブログ】http://ameblo.jp/minamisoma-svc/