2011年1月17日月曜日

1月17日 阪神・淡路大震災の発生から16年目
多くの犠牲となった人たちを思うとき、ジャン・タルジューの詩で「きけわだつみのこえ」冒頭の最後で引用されている次の詩がおもいうかびます。1月17日を忘れないように…


死んだ人びとは、還ってこない以上、
生き残った人びとは、何が判ればいい?

死んだ人びとには、慨く術もない以上、
生き残った人びとは、誰のこと、何を、慨いたらいい?

死んだ人びとは、もはや黙ってはいられぬ以上、
生き残った人びとは沈黙を守るべきなのか?

2011年1月1日土曜日

午前中は陽が差していましたが、今は怪しい雲行きの元旦です。明けましておめでとうございます。
本日は、福祉食事サービスの利用者さんへ「明けましておめでとうございます。寒い日が続きますから風邪などひかれないように‥」とお弁当の宅配をしながら年始のご挨拶です。
この福祉食事サービスは、今から29年前に社協単独の事業として開始し、現在では市の事業として社協がこの事業の委託を受けているものです。毎日、ひとり暮らしの高齢者の方々等へ昼食と夕食を自宅にお弁当をお届けして、食の支援と見守りを行っています。
昨日からの雪で丘陵地では雪化粧でしたが、とにかく、雪が降らなくて、ほっとして帰ってきたとこです。雪が降ると坂道が多い地域では、いったん車を止め宅配スタッフは、お弁当を持って徒歩で坂道を上りながら一軒一軒訪問することになるのです。(大雪が降っている地方はホントたいへんだろうなぁと思います。)
福祉食事サービスは、一年365日のサービスです。普段は宅配スタッフだけで配っているのですが、1日元旦と2日は私たち事務局職員も昼食と夕食の宅配に同行しています。
現在の福祉食事サービスの利用登録者は、約100名、全員の方が正月期間利用されている訳ではありませんが、坂が多い地域に住んでいる方などはこのサービスが頼りなのです。正月期間に実施することに関して様々な考え方がある中、最終的に実施の判断をしたのは我々社協です。今は正月期間に出勤してくれるスタッフに唯々感謝です。
ちなみに今日の昼食メニューは、蟹と玉子のちらし寿司、数の子、エビ、紅白のかまぼこ、黒豆、甘煮のきんかん、大根・人参・かぼちゃ・フキの煮物、鶏肉のテリヤキ、焼き魚、そして、かしわ(鶏)の雑煮風お吸いもの、ざっとこんな感じでした。