2011年6月1日水曜日

災害ボランティアセンター・職員からの報告1




大野城市社会福祉協議会としても“放っておけない”の思いから、会長、局長の命を受けてゴールデンウィーク後半から職員交代で、福島県南相馬市(原町区)の災害ボランティアセンターに入らせていただいています。
 中心街はとてもきれいな街並みですが、海岸へ2~3㎞程車を走らせると、はっきりと津波の跡が残っていました。

活動内容は日々少しずつ変化しますが、個人宅の瓦礫撤去・泥だし作業、流出物の洗浄・展示、避難所や託児所の運営補助、物資の仕分けなどがあります。
ボランティアさんは県外から来られる方が多く、全体的には平日で約100名、土日は約200名の方に来ていただき、上記活動を行なっています。私たち職員は主に、その活動とボランティアをつなぐマッチング(調整)や送り出しのサポートをしています。

活動を通して多くの方々と出会い、いろいろなお話を聞かせていただきました。地元社協職員の方々も活動しているボランティアさんも本当に優しく、こころ温かい方々ばかりです。みんなで力を合わせて早期に復興支援をしていきたいところですが・・・未だに原発問題が解決しないため、地元に帰ってくることができない方々がたくさんいるのが現状です。

私たち職員が、実際に現地で見たこと、聞いたこと、感じたこと、感謝の気持ちなどをそのまま発信していくことも今できることの一つだと思っています。全国のみなさんからの応援の声は南相馬市にも確実に届いていました。そして、今後も復興に向けてまだまだ多くの力がまだまだ必要です。南相馬市を応援していただける方は、下記ホームページで状況等を確認していただきたいと思います。(A.T)

【公式ホームページ】http://minamisoma.jimdo.com/
【ボランティアセンターブログ】http://ameblo.jp/minamisoma-svc/