2011年2月7日月曜日


2月5日(土) 市民の皆さんやボランテ
ィア活動をしている方々への学びの場とし
て開催している「ふーちゃんゼミナール」
を開催しました。              ふーちゃんゼミナール   2011.2.5
 本年度は認知症をテーマ(シリーズの2回目)として開催しており、今回は専門家(医師)、そして介護経験のあるご家族の立場からそれぞれにお話をしていただきました。今回のお二人のお話で共通していたものは、人としての尊重、そしていろいろな人とつながっていくことの重要性でした。
 地域ごとに開催している地域ケア会議の中では、老老介護(高齢者ご夫婦世帯でどちらかの方が認症となる)の現実が深刻であること、軽度のひとり暮らし認知症の方が増え、それに伴う問題(悪徳商法、財産管理上の問題など)の対応が難しくなっていることが上げられています。
我々が進める地域福祉活動は、人間の生命と尊厳を大切にする地域づくりでもあります。 認知症に限らず支援を必要とする人たちを地域で孤立させないこと、そのために叡智を結集せねばなりません。